先日、世界三大がっかりスポットのひとつ「小便小僧」を見た。
ブリュッセルにある小便小僧は、ジュリアン君と呼ばれて人気者だった。
しかし、30年以上前に見た「マーライオン」には、がっかりした。
過去のマーライオン
1989年に訪れた、シンガポールリバーの埠頭に立つマーライオン。
大学の政治経済ゼミで、NICS(新興工業国地域群=シンガポール・香港・台湾・韓国)を専攻し、卒業旅行で訪れた。授業には出席していなかったが、卒業旅行に参加すれば単位をくれるという。慌ててパスポートを取得したのが懐かしい。
当時のシンガポールは、ほかに観光名所もなく、みんなマーライオン目当てにやってくる。しかし、これ以上近付くこともできず、小さいマーライオンを遠目にながめるだけ。のちに、口から出る噴水が故障したまま放置され、世界三大がっかりスポットとして定着してしまった。
シンガポールは、もともとマレーシアの一部で物価も安く、現在の発展は到底想像できなかった。
現在のマーライオン
現在のマーライオンは、華やかで立派になった。マーライオン母子の周りは、楽しそうな観光客でいっぱいだ。
マリーナベイに建つ、マリーナベイ・サンズ。カジノ目当てに宿泊した。
地上200mのサンズ・スカイパークにある、インフィニティプールが有名だ。
プールから、マーライオンを見下ろせる。
街を歩いていると、いろんなところでマーライオンを見かける。LEGOでつくるとこんな感じ。
セントーサ島には、高さ37mのマーライオンタワーもある。口の中が展望台になっているので、暇つぶしに登ってみるといいだろう。
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